基礎工事の流れ

こんにちは、エスプリホームのわかきだです^^
お昼休みに車に乗った際に表示された車周辺の温度が41℃でした!!
車内での熱中症も多いようですので、皆さまくれぐれもお気をつけください。

そして、現在進行中の中間の物件とは別の新しい物件がようやく着工になりました~~
現在猛暑の中絶賛基礎工事中です。


写真は以前の基礎工事のもの(写真は脱枠後)

さて、基礎工事というと文字のごとく家の基礎(土台)の部分をつくる工事になります。
安心して暮らしていくのに最も大切な家の土台をつくる工事ですが、意外とどんなことをするのか知られていない部分かと思います。
今回はそんな基礎工事の大まかな流れについて書いてみたいと思います。

まず基礎工事を開始する前に地盤調査を行います。
(ちなみに地鎮祭も基礎工事の前に行います)
地盤調査についてはこちらから→「地盤調査ってなに?」

地盤調査後、地盤改良が必要な場合は基礎工事の前に地盤改良工事に取り掛かります。
地盤改良が必要ない場合はそのまま基礎工事に着工できます。

1.地縄張り(遣り方):縄やロープを使って建物がどの場所に建つかわかるようにしるしをつけます。

2.根切り:建物の底面の高さまで土を掘ります。

3.砕石敷き均し・捨コン:地盤に細かく砕いた石(砕石)を敷き、転圧をして地盤を固めます、その上に防湿シートを敷き、印をつけるためのコンクリート(捨コン)を流します。
その後、基礎配筋用の墨出し(基準線を引く)を行います。

4.配筋及び型枠・基礎配筋検査:基礎図の通りに鉄筋を組み、基礎の外周にコンクリートが漏れないように型枠を組みます。その後基礎配筋検査を受けます。
給排水の配管もこの辺で行います。

5.ベースコン:基礎の床部分のコンクリートを流します。

6.基礎内部立ち上がりの型枠組:ベースコンが乾いたら、基礎内部の立ち上がりのコンクリートを流すための枠を組みます。

7.アンカーボルトセット:基礎と建物をつなぐためのボルトを設置します。

8.生コン打設:基礎内部の型枠にコンクリートを流し込みます。

9.脱枠:養生期間を置きコンクリートの強度が出たら、枠をばらします。

10.基礎完成:不要なコンクリートを取る雑コンなどを経てようやく基礎完成。

少し大雑把になりましたが、だいたいこういう流れになります。
地盤調査からだとおおよそ1か月の工程になります。(建坪15坪程度の場合)

いかがだったでしょうか?
なんとなくの流れが分かると現場に行ったときにも少し見方が変わりますよね。

家が建ってしまうと見えなくなってしまう基礎部分。
家づくりの際には是非1度は除きに行ってみてくださいね^^