没プランのご紹介と間取りのポイント

こんにちは、エスプリホームのわかきだです^^
今回は没になった間取りをご紹介しながら、ご自分で間取りを考える時のポイントをお話ししたいと思います。

上記のプランは最近没になったプランをもとに少しだけ修正した間取りになります。
2LDKに4.5帖の小上がりの畳スペースを設けた27.25坪の平屋の間取りです。
間取りを作成する上で、まず初めに考えるのが必要な部屋数(個室)とスペースです。
この間取りの場合、6畳の個室が2つとリビングに面した畳コーナー、洗面所と脱衣所は別々で各部屋のクローゼットとは別に大きめの収納スペースが必要といった内容をかき出します。
その上で、土地がすでに決まっている場合は道路の向きや日当たりなどを考慮しながら、部屋の配置を決めていきます。

ご自身で間取りを考えられるときには方眼紙などを使われると便利です。
建築では主に尺モジュールとメーターモジュールという二つの基本単位があり、日本では畳の大きさ(1820×910)を基本にしてきたため、尺(910×910)モジュールを採用している工務店などが多いようです。
ちなみにエスプリホームでも基本的には尺モジュールを採用しています。
ハウスメーカーさんなどでは、もう一つのメーターモジュールという単位(1000×1000)を採用している会社さんもあります。

方眼紙の1マスを尺モジュールで考えた場合、2マスで畳一枚分の広さになり、4つ集まると1坪の広さとなります。
上の間取りで言うとお風呂や洗面所・脱衣所はそれぞれ1坪(2畳分)のスペースになります。
ちなみに一般的によく採用されるお風呂(ユニットバス)のサイズは1坪サイズなので、間取りを考える際にお風呂には最低限4ピースのスペースが必要です。

そして間取り上にも青い文字で記載していますが、LDKなどの大きな空間の場合、木造住宅の構造上、短辺が4マスいったところには基本的に壁もしくは柱が必要となります。
その為、間取り上の赤丸で囲んだ部分に柱が必要となります。
(下記パース図参照)


施工写真などで、なんでこんなところに柱があるんだろうと思ったことがある場合おそらくそういう理由となります^^

長くなってしまったので、冷蔵庫の件はまた後日…
皆さんも理想の間取りをぜひ作ってみてくださいね^^